2013年製作 山下大裕初監督作品 敦賀映画第1弾『SNOWGIRL』脚本全文公開

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※撮影現場での修正により本編と異なっている箇所がいくつかございます。
※印刷して読みたい方はこちらからダウンロードができます。(A4判横書き23ページ)

原案 縄手麻里 縄手梨乃
脚本 山下大裕 発智新太郎

《登場人物表》

 吉澤玲菜(17)   縄手梨乃
 羽菜(?)     縄手麻里

 池ノ内誠(17)   油木田一清
 吉澤多惠(59)   瑠美子
 吉澤正志(41)   高橋光宏

 近所のおばさん   人村朱美(友情出演)


1 川辺
  一面の銀世界が広がっている。
  雪の中を歩く少女の足もと。

2 メインタイトル

3 高校・外階段(昼)
  窓の光が部屋に差し込む。
  吉澤玲菜(17)、椅子に座り一人で菓子パンを食べている。
  廊下から時折、生徒の話し声が聞こえる。
  玲菜、半分ほど残した菓子パンを鞄に入れ、部屋を出ていく。

4 会社・駐車場(昼)
  吉澤正志(41)、会社から出てくる。
  車に乗り込む正志、ポケットから携帯を取り出し、電話をかける。
正志「もしもし、多恵さんのお宅でしょうか?僕、吉澤正志です。(…)すいません長いこと連絡で
 きなくて…。(…)あの玲菜のことなんですが、しばらく福井で預かってもらえませんか?(…)
 すいません、僕今、商社で働いてて、急に中国の出張が決まったもんで。(…)はい、いつもはう
 ちの親に預けてたんですけど、夏に二人とも亡くなって、他に頼める人がいないんです。(…)生
 活費はすぐに送るんで、面倒みてもらえませんかね?(…)はい、すいません。(…)ああ、それ
 がまだ分からないんです。(…)はい。(……)えっ!?いいんですか?」
正志、笑顔になり、ゆっくりガッツポーズをする。
正志「あー助かったー。ありがとうございます。そしたら玲菜に住所教えとくんで、明日からよろし
 くお願いします。(…!?)ええ、本当急なもんで…すいません。(…)ありがとうございます。そ
 れじゃあよろしくお願いします。はい、失礼します」
  正志、携帯をポケットにしまう。
正志「よしっ」
  正志、車のエンジンをかけ、駐車場から出ていく。

  

5 水原家・勇の部屋
  掃除機を手にした多惠、亡き夫:水原勇(52・没)の部屋の前に立っている。
  多惠、ふすまに向かって話しかける。
多惠「じいちゃん、入るよ」
  多惠、少し躊躇いながらふすまを開ける。
  埃が積もった机や棚に勇の私物が置かれている。
  多惠、部屋の窓を開け丁寧に掃除機をかけ始める。

6 高校・校門
  放課後、生徒で賑わっている。
  玄関横に終業式の看板が立てられている。
  楽しげに話している生徒たちの中を抜け、一人で歩いてくる玲菜、校門を出ていく。

7 正志の自宅・リビング(夕方)
  椅子に腰掛け、進路希望調査の紙を眺めている玲菜、ふと置時計に目が行く。
  日付は十二月二十一日。置時計をじっと見つめる玲菜。
  しばらくすると玄関から物音が聞こえる。
正志「ただいまー」
  玲菜、我に返り進路希望調査の紙を置く。
  正志、リビングに入ってくる。
正志「おう、帰ってたのか」
  正志、カバンを机に置き、隣室からスーツケースと衣服などを持ってくる。
  スーツケースを開け、荷造りをしながら、
正志「玲菜、俺今日決まったんだけど、しばらく中国に行くことになった」
玲菜「ふーん」
正志「で、その間玲菜は福井のばあちゃんに預かってもらうことになった」
  玲菜の表情が歪む。
  玲菜、正志の方を見る。
玲菜「福井?なんで?」
  正志、手を止め、
正志「だって置いとくわけにいかないだろ」
玲菜「もう高校生だし一人でいいよ」
正志「だめだよ物騒なんだから!」
玲菜「…」
正志「な、頼む」
玲菜「…私会ったことないし」
正志「そうだな。まあ一回ぐらいちゃんと会っとけ」
玲菜「…」
正志「な?」
玲菜「…うん」
正志「おう」
  玲菜、椅子から立ち上がり台所へ行く。
  冷蔵庫から二リットルペットボトルに入った茶を出し、コップに注ぎ、飲む。
  玲菜を見ている正志、荷造りを再開する。
  と、正志の携帯が鳴る。正志、電話に出る。
正志「はい、吉澤です。お疲れ様です。はい、はい、十八時、はい、分かりました。大丈夫です。
 あーいやいやそんなとんでもない。はい、ありがとうございます。はい、失礼します。はい、
 はーい、失礼します」
  正志、電話を切る。
  正志、スーツケースを閉じ、立ち上がる。
  玲菜、コップをゆすぎ、台所から戻ってくる。
正志「俺打ち合わせでそのまま行くから、戸締りだけ頼んだぞ」
  正志、財布から電車の切符と現金二万円、水原家の住所が書かれた名刺サイズの紙を出し、
  机に置く。
正志「これ、土産でも買ってってやれ」
  正志、スーツケースと鞄を持ち、
正志「じゃあな」
  と言って出ていくが、再び戻ってくる。
正志「そうだ、玲菜」
  正志、カバンから小さい紙袋を取り出し玲菜に差し出す。
正志「今日誕生日だったな。おめでとう」
  玲菜、紙袋を受け取る。
玲菜「ありがと…」
正志「じゃあ、気いつけて」
  正志、家を出ていく。
  玲菜、紙袋を机に置き溜息をつく。
  電気を消し、部屋を出ていく。

  

8 電車内(昼)
  玲菜、リュックを膝に抱え窓の外を見ている。

9 無人駅・プラットホーム
  玲菜、電車から降りる。
  目の前に一面の銀世界が広がっている。

10 道
  玲菜、歩いていると、後ろを誰かが通り過ぎる。
  玲菜、気配を感じ振り向くが、そこには誰の姿もない。
  玲菜、首をかしげ再び歩き出す。

  

11 水原家・玄関前
  玲菜、水原家の前に着く。
  正志からもらった住所の書いてある紙を確認し、玄関のチャイムを鳴らす。
  ジャージ姿の池ノ内誠(17)玄関のドアを開ける。
誠「はーい」
  玲菜、戸惑う。
玲菜「あ…、すいません間違えました」
  玲菜、来た道を戻る。
  家からスリッパを履いた多惠が出てくる。
多惠「ちょっと待って」
  玲菜、立ち止まり振り返る。
多惠「玲菜ちゃんでしょ」
玲菜「…はい」
多惠「ここや、おいで」
  多惠、笑顔を見せる。

  

12 同・玄関
  靴を脱ぎ、玄関に上がる玲菜。
多惠「そこの階段上がってちょうだい」
  誠、玲菜の荷物を持とうとするが、玲菜は誠が声を掛ける前に荷物を持って階段を上がってい
 く。
誠「あの子誰?」
多惠「玲菜ちゃん、私の孫娘よ」
誠「孫なんていたの?」
多惠「そうや」
誠「へえ」
  多惠も玲菜の後を追い二階へ上がっていく。
  不思議そうに階段を見上げる誠、家を出ていく。

13 同・勇の部屋
  部屋の前で待っている玲菜、多惠に案内され部屋に入る。
多惠「どうぞ」
玲菜「ありがとうございます」
  壁には何枚もの書が飾ってある。
  鳥の彫物や茶色く変色した賞状がある。
多惠「ここはな昔おじいちゃんの部屋やったの」
玲菜「昔…」
多惠「そう。でもちゃんと掃除してあるから大丈夫よ」
玲菜「いやそういうつもりじゃ…」
  多惠笑う。
玲菜「…あの男の子って」
多惠「ちょっと訳ありなんや」
玲菜「…」
多惠「まあゆっくり休みなさい」
玲菜「…はい」
  多惠、部屋を出ていく。
  玲菜、部屋を一通り見回すと、机に伏せ寝てしまう。

14 同・居間(夜)
  多惠、夕飯の支度を終え、二階に向かって声を掛ける。
多惠「玲菜ちゃーん、誠ー下りといで」
  玲菜、居間に下りてくる。
  遅れて誠もやってくる。
誠「おう、今日かつ丼?」
多惠「そう、玲菜ちゃん来たからね」
誠「やったあ」
  皆、食卓につく。
多惠「はい、いただきます」
玲菜「いただきます」
誠「いただきまーす」
  三人、夕食のソースかつ丼を食べ始める。
  多惠、玲菜の取り皿に出汁巻き卵を置く。
多惠「ほら、これも食べなさい」
  玲菜、出汁巻き卵を口に運ぶ。
多惠「おいしい?」
玲菜「…はい」
多惠「でしょー、あたし得意なんよこれ!」
  多惠、誠の取り皿に一つ置く。
多惠「誠も食べな」
  続けて二つ目を置こうとする。
誠「一個でいいって」
多惠「はいはい」
  多惠、出汁巻き卵を自分の取り皿に置く。

15 同・勇の部屋
  パジャマを着ている玲菜、風呂上りで部屋に戻ってくると、何故か窓が開いている。
  部屋には雪が入り込んでいる。窓を閉める玲菜。
玲菜「ん?」
  玲菜、ふと鏡を見ると後ろに自分とそっくりの姿をした少女が映っている。
  玲菜、振り向くが後ろには誰もいない。
  もう一度鏡を見ると自分だけが映っている。
  すると玲菜、頬を指で突かれる。咄嗟に横を見る玲菜。
  目の前に自分とそっくりの少女:羽菜(?)がいる。
玲菜「(驚いた声)」
羽菜「しーっ!」
  羽菜、慌てて玲菜の口を手で塞ぐ。

16 同・居間
  洗い物をしている多惠、ふと顔を上げる。

17 同・勇の部屋
玲菜「誰!?」
  羽菜、二回咳払いをして、
羽菜「私?私はあなたの双子の妹」
玲菜「妹?」
羽菜「そう!名前は羽菜っていうんだ」
玲菜「私一人っ子だけど」
羽菜「あ、信じないんだ、ひどーい」
  玲菜呆れてため息を吐く。
玲菜「ねえ何のつもり?警察呼ぶよ」
羽菜「いいもんねー」
  指を鳴らす羽菜。
  すると辺りが青暗くなる。
  勝手に窓が開き、強風が吹きこんでくる。
  壁に貼ってある書が飛び散る。
  大量の雪が部屋の中を舞う。
玲菜「分かったからもうやめて!」
  羽菜、盛大に指を鳴らす。
  すると強風は止み、窓が勝手に閉まる。
  部屋は元通り綺麗な状態になっている。
玲菜「…」
  驚く玲菜、何も言えない。
羽菜「もしバレたらここに居られなくなっちゃうから、このことはぜっっったい誰にも言っちゃだめ
 だよ。分かった?」
  玲菜、頷く。
羽菜「よろしく!玲菜!」
  右手を差し出す羽菜。
玲菜「…なんか」
羽菜「ん?」
玲菜「似てるかも」
  羽菜、笑う。
羽菜「二人だけの秘密だよ」
  羽菜、指を鳴らす。
  部屋の電気が消える。
   ×  ×  ×
  翌朝、目を覚ます玲菜。
玲菜「ん…あれ?」
  部屋に羽菜の姿はない。

  

18 同・居間(朝)
  朝食の支度をしている多惠。
  玲菜、二階から下りてくる。
多惠「おはよう、早いな」
  玲菜、多惠の声に気付かない。
玲菜「…」
多惠「おはよ!」
玲菜「あっ、おはようございます」
多惠「よう寝られた?」
玲菜「はい。あの、ちょっと散歩してきていいですか?」
多惠「いいけどもうすぐ朝ごはんやで」
玲菜「ご飯、いいです」
多惠「えーちゃんと食べなー」
  玲菜、コートを着て部屋を出ていく。

19 道(朝)
  玲菜、歩いている。
  周りの自然に目を惹かれる。
  途中、道端に大きな雪だるまを見つける。
  玲菜、落ちている手袋をつけ直す。
  雪だるまに微笑みかける玲菜。

  

20 砂浜
  玲菜、歩いていると砂浜に辿り着く。
  置いてあるベンチに腰掛ける。
  しばらく海を見ている。
  すると、再び羽菜が出てくる。
羽菜「やっほー!」
玲菜「わっ!」
  驚く玲菜。
羽菜「おっはよー!」
玲菜「どっから出てきたの?」
羽菜「さあね」
玲菜「はあ?」
羽菜「ねえ追いかけっこしよ!」
玲菜「えっ?」
羽菜「行くよ!」
  羽菜走り出す。
玲菜「ちょっと待って!」
  玲菜、後を追いかける。

21 道・朝市
  道端で朝市が開かれている。
  いくつもの店が並び、焼き鳥、ラーメン、鍋、干物、野菜、果物、花などが売られている。
  走ってくる羽菜、疲れて休む。その後、玲菜もやってくる。
羽菜「はー疲れた」
玲菜「もー羽菜早過ぎ!」
羽菜「あっ」
  羽菜、何か食べ物を見つけて走り出す。
  人ごみの中に消える羽菜。
玲菜「ちょっと羽菜―」
  玲菜、羽菜を探すが見つからない。
  すると、果物屋の店主に声を掛けられる。
店主「おう姉ちゃん、みかんいらねえか?」
玲菜「えっ?」
店主「ほら、これ美味いんだ」
  誠、店の裏から出てくる。
誠「おっちゃんまた…」
  誠、玲菜に気付く。
誠「あれ?」
  玲菜も誠に気付く。
玲菜「あっ」
誠「吉澤さん?」
玲菜「はい」
店主「あっ、誠の?あーいやいやすまんな」
誠「違うけど」
  店主、みかんを袋に入れる。
店主「これやるし、今日はもう上がりや」
  誠の背中を叩き、袋を渡す。
誠「いいんすか?」
店主「いい、いい。ほら行け!」
誠「じゃあお疲れっす」
  袋を受け取る誠。
店主「はいお疲れ。じゃあな」
  玲菜と誠、歩いていく。

21A 神社
  玲菜と誠、歩いている。
誠「この辺住んでたの?」
玲菜「うん昔。でも覚えてない」
誠「小学生ぐらいの時さ、俺と会わなかった?」
玲菜「ううん、三歳で引っ越した」
誠「なんだ気のせいか」
玲菜「みたい」
誠「こっち住んでたら多分学校一緒だったよ」
玲菜「…」
  玲菜、黙り込む。
誠「飯食った?」
玲菜「朝はいらない」
誠「じゃあ食いに行っか」
玲菜「え…」
誠「行こ!」

  

22 水原家・居間
  乾いた茶碗を片付けている多惠。
  勇の茶碗を手に取り見つめる。
  茶碗を食器棚に入れる。
  玲菜、帰ってくる。
多惠「お腹すいとらん?」
玲菜「食べてきました」
多惠「朝市か、ほんなら誠に会うたやろ?」
玲菜「はい」
多惠「一緒やなかったの?」
玲菜「そのまま図書館に行くって」
多惠「あ、そう」
玲菜「あの、これおじさんから」
玲菜、みかんの入った袋を多惠に渡す。
多惠「あらおいしそう。今夜食べよっか」
玲菜「はい」
多惠「…なあ、ばあちゃんでいいんだよ?」
玲菜「はい、ばあちゃん」
  多惠笑い、頷く。

23 同・勇の部屋
  羽菜、焼き鳥を食べながら昔の思い出の品を見ている。
  玲菜、勢いよくふすまを開ける。
  玲菜、羽菜を見て、
玲菜「やっぱりここにいた!」
羽菜「あ、おかえりー」
  羽菜、缶の蓋を閉じる。
玲菜「どこいってたの?探したのに」
羽菜「焼き鳥屋」
玲菜「お金は?」
羽菜「拾ったー」
玲菜「はあ?」
  羽菜、両手を上げ背伸びをする。
羽菜「それにしてもお二人さんお似合いだね」
玲菜「そんなんじゃない!てかなんで見てんの?」
羽菜「だって見えちゃうんだもーん。悪いのはそっちじゃーん」
玲菜「ばーか!」
羽菜「青春ですね!」
  玲菜、羽菜の持っている缶に気付く。
玲菜「それ何?」
羽菜「見ちゃダメ」
  羽菜、缶を抱え込む。
玲菜「なんでよ、貸して!」
羽菜「やだ!絶対ダメ!」
  玲菜、多惠に呼ばれる。
多惠「玲菜ちゃーん、ちょっとー」
羽菜「ねえ、呼ばれてるよ」
玲菜「分かってる!」
羽菜「ほら行かなくていいの?」
玲菜「もう!」
  玲菜、部屋を出て一階へ行く。

  

24 同・玄関
  多惠が近所のおばさんと話している。
  玲菜が下りてくる。
多惠「この子、私の孫で玲菜っていうの。今高校二年生」
玲菜「こんにちは」
  玲菜、軽く頭を下げる。
おばさん「こんにちは」
  多惠、玲菜に参考書を渡す。
多惠「これ誠の、朝市で忘れてったみたいやし渡しといて」
玲菜「はい」
  玲菜、参考書を受け取る。
おばさん「私、会うの初めてやろか?」
多惠「小さい頃に何回か会うとるよ」
おばさん「そう?」
おばさん、思い出したように手を叩き、
おばさん「あっ…そっか多惠さんとこあれだ、随分前に娘さんいなくなっちゃったんだよね」
  玲菜、顔をしかめる。
  多惠、おばさんの発言に焦り、玲菜とおばさんを交互に見る。
おばさん「今頃どこで何してんだろうね、本当に。親の顔が見てみたいわ、って親ってあなたじゃな
 いの、あっはっはっは!」
  おばさん声をあげて笑う。
  三人の間に気まずい雰囲気が漂う。
  玲菜、おばさんを冷たい目で見る。
  玲菜、多惠に、
玲菜「あたしこれ持ってってくるね」
  玲菜、靴を履いて家を出ていく。
多惠「あっ、玲菜ちゃん!」

  

25 道
  玲菜、不機嫌な顔をして歩いている。
  突然目の前に羽菜が現れる。
玲菜「また?」
  玲菜、来た道を引き返す。
  羽菜、玲菜の行く先を塞ぐ。
羽菜「誠くんどこにいるか知ってる?」
玲菜「知ってる!」
  玲菜、羽菜を避け通り抜けようとする。
羽菜「図書館じゃないよ」
玲菜「えっ?」
玲菜、立ち止まる。
羽菜「教えてほしい?」
玲菜「どこ?」
羽菜「それはね…」
玲菜「早く!」
羽菜「それはー…うーん」
玲菜「もういい!」
  玲菜、再び歩き出す。
羽菜「浜だよ」
玲菜「さっさと言ってよ!」
  玲菜、振り返り、浜の方へ歩き出す。
羽菜「これ持ってきな」
  羽菜、玲菜に洋菓子の包みを二つ投げる。
  玲菜、受け取る。
羽菜「ファイト!」
玲菜「うるさい!」
  玲菜、歩き出す。

26 砂浜
  誠、ベンチに腰掛けて英単語帳を読んでいる。
玲菜「忘れ物」
  玲菜、誠に参考書を渡す。
誠「ありがと。そこ座んなよ」
玲菜「うん」
  玲菜、誠の横に座る。
玲菜「そんな勉強してどうすんの?」
誠「ん?いつまでもばあちゃんに頼ってらんないからさ…」
玲菜「…」
  誠、玲菜が持っている菓子の包みを見て、
誠「それお菓子?」
玲菜「うん」
誠「食っていい?」
玲菜「え、いいよ」
  玲菜、菓子の包みを誠に渡す。
誠「ありがと」
  誠、菓子を食べ始める。
誠「ここ落ち着くんだよね」
玲菜「よく来る?」
誠「割と」
玲菜「ふーん」
  玲菜も菓子を食べる。
誠「ねえ吉澤さんってあれだから玲菜ちゃんでいい?」
玲菜「うん」
誠「玲菜ちゃんは進路どうすんの?」
玲菜「どうしよう…」
誠「考えてないの?」
玲菜「だってまだよく分かんないし」
誠「まだって、もう二年終わるじゃん。親いるからっていつまでも当てにしない方がいいよ」
玲菜「何それ?」
誠「え、間違ったこと言った?」
玲菜「知らない」
誠「え?なんで怒ってんの?」
  玲菜、走り去る。

27 水原家・居間(夜)
  誠、ショートケーキを食べている。
多惠「玲菜ちゃん具合でも悪いのかな」
誠「さあ?」
  多惠、ケーキを一つ取り出し皿に載せる。
多惠「ちょっと様子見てくるね」
誠「やめなよ」
多惠「誠が行く?」
誠「行かねえ」
  多惠、ケーキを持って二階へ上がっていく。

28 同・勇の部屋
  多惠、部屋の前で玲菜を呼ぶ。
多惠「玲菜ちゃーん」
  玲菜、ふすまを開ける。
多惠「ちょっと入れて」
  玲菜、多惠を部屋に入れる。
  多惠、ケーキを机に置く。
多惠「お腹すいたやろ、食べなさい」
玲菜「…」
多惠「嫌な思いさしてごめんな?」
玲菜「ああ、別に…」
多惠「…」
玲菜「でもさ、なんで私のお母さんはいないの?」
多惠「あの子は…」
  ため息を吐く多惠。
多惠「私がしっかり面倒みてあげられなかったの」
玲菜「意味分かんない。それにあの誠って子も何なの?嫌な奴」
  多惠、少し戸惑うが口を開く。
多惠「誠はね、七年前に両親を火事で亡くしとるの」
  玲菜、ハッとする。
玲菜「…え?」
多惠「うちのじいちゃんもその火事で亡くなったの」
玲菜「…」
多惠「誠の親とうちのじいちゃんは同じ工場で働いとったんよ。その縁であれから一緒に暮らしとる
 の。ちょっとだけど働いてお金も入れてくれとる」
  多惠、過去を思い出して少し涙ぐむ。
玲菜「そんな…」
  多惠、ティッシュを取り目の辺りを拭く。
多惠「でも玲菜ちゃんが来てくれてよかったわ。私、ずっとこの部屋に入れんかったの」
  多惠、涙を堪えきれなくなる。
多惠「優しいじいちゃんやったんやで…」
  玲菜、ティッシュを一枚取り多惠に渡す。
多惠「ありがとう」
  多惠、涙を拭き立ち上がる。
多惠「気が向いたら下りといで」
玲菜「うん」
  多惠、部屋を出ていく。
  玲菜、ぼうっとしている。
  玲菜の携帯が鳴る。
  玲菜、電話に出る。
玲菜「もしもし」
正志の声「おう俺だけど、身体疲れてないか?」
玲菜「うん」
正志の声「こっちまだちょっとかかりそうなんだけど、学校いつからだ?」
玲菜「一月七日」
正志の声「そっか」
玲菜「…私先帰ってるからいいよ。ちょっとぐらい一人でもいいでしょ?」
正志の声「うーん、ちゃんと鍵閉めとけよ」
玲菜「大丈夫」
正志の声「分かった。じゃあ、ばあちゃんによろしく」
玲菜「うん。…ねえ」
正志の声「ん?」
玲菜「私って…」
正志の声「どうした?」
玲菜「いや、いいや、大丈夫」
正志の声「ん?おう」
玲菜「おやすみなさい」
正志の声「おやすみ、身体壊すなよ」
玲菜「はい」
  玲菜、電話を切る。
  玲菜、寝床に就く。

  

   ×  ×  ×
  翌朝、羽菜がケーキの最後の一口を食べようとしていると、玲菜が目を覚ます。
羽菜「おはよ!」
  羽菜、ケーキを口に含む。
  羽菜を見る玲菜。
玲菜「あ!」
羽菜「とっといてくれたんでしょ?」
  ため息を吐く玲菜。
玲菜「一緒に食べようと思ったのに…」
羽菜「ごめん…」
玲菜「はーあ、どっこも行きたくない」
羽菜「じゃあ入れ替わろうよ」
玲菜「はあ?」
羽菜「私と入れ替わるの!」
玲菜「いいの?」
羽菜「バレなきゃね。あたしおばあちゃんとも誠くんとも喋ったことないから玲菜がいるうちに話し
 たいんだ。それに、玲菜は誠くんのこと好きでしょ?」
  玲菜、変な声が出る。
玲菜「へっ?」
羽菜「あれ、違う…?いや、私の目はごまかせないよー」
玲菜「あんなガリ勉男嫌い」
羽菜「素直じゃないなー」
玲菜「なんでそうなるの?」
羽菜「…分っかりやすい」
玲菜「違うってば!」
羽菜「まあその辺も含めてうまくやっとくから!」
玲菜「ねえ頼むから変なことしないでよ」
羽菜「おっ、ほらほら」
玲菜「違うって!」
羽菜「大丈夫、大丈夫。私に任せなさい!」
玲菜「…」

  

   ×  ×  ×
  羽菜と玲菜、洋服や髪型を入れ替えている。
羽菜「ジャーン!どう?」
玲菜「まあいいんじゃない」
羽菜「よーしオッケー!」
玲菜「いってらっしゃい」
羽菜「玲菜も出てくんだよ」
玲菜「えっ?」
羽菜「だって、ここにいたらバレちゃうかもしれないじゃん」
玲菜「話が違うじゃん、ずるい!」
羽菜「さあ行こ!」
玲菜「なんでそうなんのー?」
  羽菜、玲菜を連れて部屋を出ていく。

29 同・居間(昼)
  昼食。机の上のフライパンに山盛りのチャーハンが盛られている。
  玲菜と羽菜がすり替わっている。
  多惠と誠は気付いていない。
羽菜「いっただっきまーす」
  羽菜、勢いよく食べ始める。
  誠の食べるスピードよりも速い。
  羽菜、何度もお代わりをする。
多惠「玲菜ちゃんよう食べるね、大丈夫?」
羽菜「うん!お代わり!」
誠「俺も!」
  羽菜と誠のお代わり合戦が続く。

30 同・誠の部屋
  誠、勉強机で英単語帳を読みながら腹を押さえている。
  苦しそうな声を上げ、布団に倒れ込む。とても見苦しい姿の誠。
  部屋の外から羽菜の声がする。
羽菜「誠ー、入るよー」
  誠、驚く。
誠「誠?」
  すると、ふすまが開く。
  羽菜、オセロの道具を持って部屋に入る。
羽菜「何寝てんの?」
誠「腹痛えんだよ」
  羽菜、笑う。
羽菜「だっさ」
誠「玲菜ちゃん、意外とよく食うな」
羽菜「玲菜ちゃん?」
誠「は?」
  羽菜、バレそうになり焦る。
羽菜「あっ、そうだ、ねえこれやろ!」
誠「(やりたくない方向で)今いいよ」
   ×  ×  ×
  オセロをしている羽菜と誠。
誠「なんか急に雰囲気変わったな?」
羽菜「そう?気のせいだよ」
誠「いや一変した」
羽菜「ねえねえ、誠の夢って何?」
誠「え、俺?」
羽菜「私の夢は大食いチャンピオン!」
誠「それとかさ、なんか今日変だよ」
羽菜「いいの。で、誠の夢は?」
誠「今腹痛くて考えらんねーよ」
羽菜「なんだつまんない」
  羽菜、オセロの駒を角に置く。
羽菜「はい角取ったー!」
誠「えっ?あー!」
羽菜「ほら油断した!」
  羽菜、笑っている。

31 同・居間
  多惠と羽菜、お茶を飲んでいる。
多惠「誠とは仲直りしたぁ?」
羽菜「ああ、その話私もよく分かんない」
多惠「えっ?」
  羽菜、再びバレそうになり焦る。
羽菜「ううん」
多惠「でも玲菜ちゃん来てくれて誠も嬉しいみたいだよ」
羽菜「言ってた?」
多惠「言わないけど分かるわ」
  羽菜、微笑む。
羽菜「おばあちゃん、肩揉んであげよっか」
多惠「あらいいの?」
  羽菜、多惠の肩を揉む。
多惠「あらうまいじゃない、そうそうそう」
羽菜「気持ちいい?」
多惠「うん、ものすご。どこで覚えたん?」
羽菜「それはちょっと言えないなあ」
多惠「えー?何それー」
羽菜「じいちゃんってさあ、天国にいるんだよね?」
多惠「そうだよ」
羽菜「それがいるべき場所?」
多惠「ううん、ちょっと早過ぎたの。でも今更何言うてもしゃあない。人生なんて思い通りにいかん
 もんや」
羽菜「じいちゃん、きっとあっちで頑張ってるよ」
多惠「そうだよね」
  多惠、お茶を一口飲む。
多惠「さあ、洗濯物取りにでも行きますかー!」
羽菜「行きますかー」
  多惠と羽菜、外へ出ていく。

32 砂浜(夕方)
  ベンチに座り、海を見ている玲菜。
  林道を走る誠、玲菜に気付く。
玲菜「お腹すいたー」
誠「あんなに食ったのに?」
  玲菜、誠に気付き驚く。
玲菜「えっ、あっ、いや、そうだった」
誠「てか着替えたの?」
玲菜「…?ああ、ちょっと汚しちゃったから」
  玲菜、笑ってごまかす。
誠「この前ごめん。俺玲菜ちゃんのこと知らなくて」
玲菜「私こそごめん。あんな話、聞いてなかったから」
誠「あ、聞いた?ばあちゃんまた余計なこと」
玲菜「すごい頑張ってるよね」
誠「そんなことないよ」
玲菜「…」
誠「…あ、そうだあのさ、さっきの話だけどいつからそんなこと思ってたの?」
玲菜「えっ?」
  玲菜、黙り込む。
  玲菜、急に顔を赤らめる。
誠「俺はさあ…」
玲菜「馬鹿!」
  と小さく呟く。
  玲菜、走り去る。
誠「おいどしたの?えっ?」
  状況が読めない誠、その場に立ち尽くす。

33 水原家・勇の部屋(夜)
  羽菜、部屋で絵を描いている。
  玲菜、部屋に入ってくる。絵を隠す羽菜。
玲菜「羽菜!」
羽菜「おかえり」
玲菜「なんで余計なことすんの!?」
羽菜「えっ?何、どういうこと?」
玲菜「最低!」
羽菜「何があったの?」
玲菜「もう知らない!」
羽菜「ちょっと、どういうこと?話してよ!」
玲菜「話すことなんかない!羽菜は勝手に出てきて無神経なことばっかりやって、もううんざり!」
羽菜「何急に…」
玲菜「こんなのが双子の妹?あり得ない!」
羽菜「そんな、ひどい。玲菜さ、いっつも一人で被害者ぶってるけど、もっと人の事大事にした方が
 いいよ」
玲菜「うるさい!」
羽菜「ねえ、そんなことばっか言ってると、周りに誰もいなくなっちゃうよ」
玲菜「ずっと前からいないもん!」
羽菜「(ため息を吐き)ほら気付いてない。玲菜は一人で生きてるんじゃないんだよ」
玲菜「何が言いたいの?」
羽菜「そっちこそ」
玲菜「もう!羽菜なんて消えちゃえ!」
  羽菜、黙る。
羽菜「…分かった」
  羽菜、とぼとぼと部屋から出ていく。
  玲菜、ふすまを勢いよく閉め、座り込みため息を吐く。
   ×  ×  ×
  翌朝、玲菜が目を覚ますと枕元に玲菜の私服が畳んでおいてある。

34 同・居間(朝)
  玲菜、朝食を食べている。
多惠「今日早いね」
玲菜「うん、ちょっと」
  誠、帰ってくる。
  玲菜、飯を食べ終え食器を下げる。
玲菜「ごちそうさま。ちょっと外出てくる」
多惠「行ってらっしゃい」
  玲菜、部屋を出ていく。

35 街
  玲菜、歩いて羽菜を探す。
  羽菜は見つからない。

36 道
  シーン削除(欠番)

37 砂浜(夕方)
  ベンチに座り海を見ている玲菜。
  誠が来る。誠、包装したマフラーを玲菜に渡す。
玲菜「えっ、何これ?」
誠「クリスマスプレゼント」
玲菜「ありがとう」
誠「開けて」
  プレゼントを開ける玲菜。
  誠、マフラーを手に取り玲菜の首に巻く。
誠「帰ろう」
  誠、返事を待たず歩き出す。

38 水原家・勇の部屋(昼)
  玲菜、押入れの中を漁っている。
玲菜「あっ、あった」
  玲菜、以前羽菜が持っていた缶を見つけ、取り出す。
  玲菜、缶の蓋を開ける。
  思い出の品がたくさん入っている。
  玲菜、その中からピンク色のポーチを発見する。
  玲菜、中を開くと、母子手帳が二冊ある。
  一冊は「吉澤玲菜」の名、もう一冊は名前が書かれていない。
玲菜「!!」
  玲菜、羽菜の言っていたことを思い出す。
玲菜「羽菜!」
  玲菜、部屋を飛び出し階段を下りる。

39 同・玄関
  玲菜、慌てて家を出て行こうとする。
  多惠が居間から出てくる。
多惠「どしたん玲菜ちゃん!」
  玲菜、何も答えずマフラーとコートを手に取り、走って家を出ていく。
多惠「ちょっと!何なの?」

39A 道
  玲菜、走って羽菜を探す。
  羽菜は見つからない。

39B 道
  玲菜、走って羽菜探す。
  それでも羽菜は見つからない。

40 川辺
  ベンチに座りこんでいる羽菜。
  走ってくる玲菜に気付き、思いっきり雪玉を投げつける羽菜。
玲菜「痛っ!あ、羽菜!」
羽菜「玲菜のばーか!」
  羽菜、さらに雪玉を投げ続ける。
  玲菜も羽菜に雪玉を投げる。
  投げ合いが続く。二人、次第に笑い合う。
玲菜「ごめん!」
羽菜「あのこと、お父さんには言わないでよ。お父さんだって玲菜のためを思って黙ってたんだか
 ら、許してあげて」
玲菜「私のため…本当に?」
羽菜「そうだよ。玲菜、もう一人で大丈夫だね。…私、そろそろ帰るね」
玲菜「どうして?」
  羽菜、空を見上げる。
羽菜「私のいるべき場所だから」
  玲菜も空を見上げる。
玲菜「そっか」
  玲菜、自分の首に巻いているマフラーを取り、羽菜の首に巻く。
玲菜「あげる」
羽菜「これ…」
玲菜「いいの」
羽菜「ありがとう」
玲菜「ねえ雪だるま作ろ!」
羽菜「うん!」

  

   ×  ×  ×
  玲菜と羽菜、並んで一つずつ雪玉を転がしている。
  互いに勢いがついてくる。
羽菜「競走しよう!」
玲菜「よーいスタート」
  玲菜がスタートを切る。
  羽菜、玲菜を追い越す。
  二人のスピードがどんどん上がっていく。
  玲菜、再び羽菜を追い越す。
玲菜「よし!」
  玲菜、しばらく走っていると羽菜がついてきていないことに気付く。
  玲菜、立ち止まり後ろを振り向くと羽菜はいない。
玲菜「羽菜ー!」
  少し離れたところに雪玉が一つ残っている。
  玲菜、自分の雪玉を転がして戻る。
  自分の雪玉に羽菜の雪玉を載せる。
  玲菜、雪だるまの頭をポンポンと叩く。
  玲菜、空を見上げ、
玲菜「ありがとう」
  波の音が聞こえる。

41 無人駅・プラットホーム(朝)
  玲菜の出発日。
  多惠と誠が見送りに来ている。
多惠「寒いねー」
玲菜「でも雪ってなんかいいよね」
多惠「見るだけならな。あ、そうだ」
  多惠、袋から羽菜が描いた絵を取り出す。
多惠「これ玄関に置いてあったけど玲菜ちゃんの?」
玲菜「あー!、うん!」
多惠「優しい絵を描くんやな」
  しばらくして踏切の音が鳴る。
  電車が到着する。
多惠「じゃあ気いつけて帰ってね」
  多惠、玲菜に手土産を渡す。
多惠「はい」
玲菜「お世話になりました」
  玲菜、電車に乗る。
誠「あ、あんとき言えんかったけど、俺の夢は消防士なんだ」
玲菜「そっか。私の夢は…今度教えるね」
  電車のドアが閉まる。
  電車が発車する。
  多惠、手を振る。誠も手を振る。
  玲菜、多惠と誠を見ている。
  電車がだんだんと遠ざかっていく。
誠「あっという間やったね」
多惠「また会えるよ」
誠「うん」
  多惠と誠、笑う。

42 正志の自宅・玲菜の部屋(朝)
  シーン削除(欠番)

43 同・リビング
  玲菜、パジャマ姿でリビングに来る。
  食パンをトースターにセットし、電気ケトルのスイッチを入れる。
  カーテンと窓を開け、背伸びをする。
玲菜「よしっ!」
  気合いを入れる玲菜。
   ×  ×  ×
  玲菜、制服に着替えている。
  玲菜、カバンを持って部屋を出ようとするが立ち止まる。
  机に置かれたままの誕生日プレゼントを開ける。
  中に雪の結晶の形をしたストラップが入っている。
  玲菜、ストラップをポケットにしまい荷物を持って部屋を出ていく。

44 道
  自転車を漕ぐ玲菜、徐々に、スピードを上げ、前に向かって進んでいく。

(完)



映画撮影時にキャスト・スタッフ用として30部のみ作成された製本版台本を数量限定(2017年5月1日時点で残数6部)で販売しております。なお以後増刷はいたしませんので予めご了承ください。

その他、パンフレットやオリジナルTシャツなどのグッズもお取り扱いしております。
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山下 大裕映画監督・DYCエンターテインメント代表

投稿者プロフィール

1992年6月9日生まれ、24歳。福井県敦賀市出身、東京在住。福井県立敦賀高等学校普通科を経て日本映画大学映画学部映画学科脚本演出コース1期卒業。20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督。その2年後、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し現在『映画で敦賀を盛り上げる』をテーマに日々奮闘中。

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鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊
DYCエンターテインメント 代表:山下大裕


1992年6月9日生まれ、25歳。福井県敦賀市出身。
敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部1期卒業生。

20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。現在は本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注いでいる。

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