昨日24歳になりました。ドナルドダックやジョニーデップと同じ6月9日生まれです。
20歳を過ぎると早いとよく言われましたがこの4年間本当にあっという間でした。
20歳で初監督作品『SNOWGIRL』を撮った時は「20歳で映画を撮るなんて凄いね!」などとよく声を掛けて頂きましたが、若さというものは一時のものでいつまでも売りになるものではありません。例えば私が40になった時、今と変わらないレベルの自主映画を撮っていて「今度新作を上映するので是非観に来てください」と言ったところで誰も振り返ってはくれないでしょう。それどころか「あいつは2020年がどうたら言っておきながら結局この様だよ」なんて笑い者にされかねません。そんな未来は真っ平御免です。だからこそ、そうならないように今の段階から年齢に甘えない生き方をしていきたいと強く思います。
私自身そもそも年齢は関係ないと思うのです。先日中学校の同窓会があり久しぶりに顔を出してみましたが同級生たちの基本的な性格はほとんど変わっていませんでした。それぞれの良さはそのまま残っていますしそれぞれの癖もそのまま残っています。まるでタイムスリップしたかのような感覚さえ感じるほどでした。結局のところ生き方や考え方の軸となる部分は小中高生の間にほぼ出来上がっているのだと私は思います。
さて、今日の投稿は普段よりも見てくださる方が多いと思いますのでお知らせを一つ。
【DYC主催】熊本地震復興支援プロジェクト ~映画「うつくしいひと」チャリティ上映会 in 敦賀~
来たる7月30日(土)、私の地元福井県敦賀市で映画『うつくしいひと』のチャリティ上映会を開催します。この映画は熊本県出身の監督、出演者、スタッフ、そして熊本県地方自治体の方々が一体となりオール熊本ロケで撮影された熊本愛に溢れる39分の映画です。この映画が無事に完成した今年の1月には熊本がまさかあのような地震に見舞われるとは思ってもいませんでした。
震災後、全国の映画館や映画祭関係者からこの映画の上映を行いたいと言う声があり、現在映画の実行委員会協力の元でチャリティ上映会を行う動きが全国的に拡がっています。本作は熊本を舞台にしたご当地映画であること、さらに私の監督作品『SNOWGIRL』『弥生の虹』両作キャストの油木田一清さんもご出演されているということで、私自身もかねてから気にかけている作品でした。
私はこうしたチャリティ上映会開催の動きがあることを知り是非このプロジェクトを応援したいと思いました。映画のホームページで調べてみると30を超える都道府県及びニューヨークでの上映会が決まっていました。私が企画を立ち上げようとしていた時に福井県は含まれていなかったので、それならば敦賀からこの作品を広めていきたいと思いすぐに会場を押さえ映画の実行委員の方へ開催依頼を出しました。こうしてチャリティ上映会開催への道が具体化し6月6日のリリースに至りました。
映画「うつくしいひと」予告篇はこちら
今は自分のことでもドタバタしていますが、忙しいは理由にならないので上映会の告知活動もしっかり力を入れていきたいと思います。ただこれらの運営を一人で行うのは少し厳しいので上映会当日のボランティアも若干名募集させて頂く予定です。プロジェクトにご賛同頂ける方は当日のご予定を空けておいてくださるとありがたいです。映画の持つ力で熊本へのエールをお届けできれば幸いです。
※当日ボランティアの募集は7月初旬を予定していますので今しばらくお待ちください。
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