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映画『SNOWGIRL』関連記事まとめ<前編>
- 2016/6/20
- 監督作品, 映画『SNOWGIRL』
私が2013年に初監督した映画『SNOWGIRL』に関する記事は現在34本あります。
今日はこれらを読みやすくするため解説しながらまとめていきたいと思います。
長くなりますので前編/後編の2本に分けてお届けします。それでは行ってみましょう!
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この記事を書いたのが今から3年半前、なかなか初々しい文章です。
映画のタイトルロゴはクラウドワークスというサイトで公募し決めました。
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ここでキャストと製作告知ムービーを発表しました。製作告知ムービーは私物の民生用カメラで撮影したため画質が残念ですがこうして振り返って観ると懐かしさが込み上げてきます。
この作品を撮る際、当時はまだ珍しかったクラウドファンディングに初めて挑戦しました。その際に何も資料がないとプレゼンに説得力がないと思ったので、実際の映画本編を撮る前の段階で作品の世界観を映し出した告知ムービーを撮りました。この撮影時のスタッフは私だけです。主演であり同級生でもある縄手姉妹と共にクリスマス真っ只中の恵比寿ガーデンプレイスへ行き撮影しました。
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そして年明けの福井新聞朝刊で大々的に取り上げて頂きました。新聞の効果は絶大でした。ここで一気に映画プロジェクトのことを知ってもらうことができ支援してくださる方も増えました。私が大きく単独カラーで新聞に掲載されたのは人生初だったのでテンションが上がりこの日の新聞は30部買いました。今となっては笑い話です。
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お金もなく東京から呼べるスタッフも限られていたのでボランティアスタッフを公募してみたもののなかなか状況は厳しく、Facebookの「いいね!」はたくさんついてもボランティアスタッフ自体はほとんど集まりませんでした。考えが甘かったと反省しています。結局周りの知った人にいろいろと無理を言って手伝ってもらいました。協力してくださった方々には今でも本当に感謝しています。
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そして「READYFOR?」というクラウドファンディングサイトで資金調達をスタートしました。当時の「READYFOR?」では目標金額に達した場合のみ資金提供を受けられるプランしかなかった(現在は目標金額に満たなくても援助を受けられるサイトがたくさんあります)のでひやひやしました。私のプロジェクトは27日間で20万円のご支援を頂くというものでした。
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おかげさまで何とか目標金額に達することができました。クラウドファンディングの終盤は撮影期間と重なっていたため締切直前のPRをする余裕がほとんどなく大変でした。(これからクラウドファンディングに取り組む方がいらっしゃいましたら是非とも撮影前の比較的余裕がある時期か撮影後ひと段落してからの時期を締切日にすることを強くお勧めします)撮影の方は東京3日間、福井8日間の計11日間で無事クランクアップしました。現場写真も記事に掲載しています。
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そして予告編を公開し、東京・敦賀の上映会日程も告知しました。
私は自分の監督作品を撮って上映するまでの過程を何としても20歳のうちにやりとげたかったので6月9日の誕生日を前に無理やり押し込みました。2月末クランクアップで3月末仕上げというポスプロのスケジュールはなかなかきついものでした。さらにこの年からPFF(ぴあフィルムフェスティバル)の締切が3月末日から1週間前倒しになったのでもうやるしかないという気持ちで臨みました。
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東京上映は私のデビュー戦だったので場所にもこだわりUPLINKを選びました。
当時の映像は今見返しても恥ずかしいですが、初心忘るべからずということで貼っておきます。
映画『SNOWGIRL』完成披露上映会 in 東京
日時 2013年4月8日(月)・4月9日(火) 19:30開場/20:00上映開始
料金 前売1,000円 当日1,500円(前売当日共に1ドリンク付き)
会場 UPLINK FACTORY(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18)
東京上映の来場者数は2日で125名でした。
65名収容(現在のUPLINKはもう少し入ります)の会場だったのでいずれもほぼ満席でした。
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映画『SNOWGIRL』完成披露上映会 in 敦賀
日時 2013年5月26日(日)
【昼の部】13:30開場/14:00上映開始
【夜の部】18:30開場/19:00上映開始
料金 一般前売1,000円 一般当日1.500円 小中高生500円(未就学児入場不可)
会場 きらめきみなと館 小ホール(福井県敦賀市桜町1-1)
そして故郷敦賀での上映です。こちらは予算の都合上1日限定の上映でしたが472名の方々にお越し頂き自主映画とは思えない盛況ぶりで感激しました。上映会の写真も記事に掲載してあります。
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その後しばらくして福井新聞社さんからお声掛けがあり改めて記事に掲載して頂きました。
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映画のタイトルロゴを公募したクラウドワークスというサイト側からWebの取材依頼を頂きました。当時ロゴをコンペ形式で募るというサービスが始まったばかりで私の事例がほぼ最初ということもありお声掛け頂いたようです。2016年現在ではこのサービスは浸透しており大企業なども取り入れるようになってきています。
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上映会から半年が経過したのでそろそろいいだろうと思い「necfru(ネクフル)」というこれまた当時始まったばかりの新サービスを利用して500円で期間無制限の有料配信を開始しました。(現在は期間無制限ではなく1ヶ月単位のサービスに変わっているようです)しかしまだ馴染みがないせいなのかあるいは価格設定を誤ったせいなのか全くヒットせず購入者はなんと1人でした。(2016年からYouTubeでの無料配信を開始しているので現在こちらでは配信をストップさせています)
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映画にも協賛してくださった地元のCATV局が本編+撮影風景+完成披露上映会をセットにした特番を作ってくださり2ヶ月間で15回もOAしてくださいました。こちらは多くの敦賀市民が観ているチャンネルなのでこれを機にさらにたくさんの方々に観て頂くことができました。
続きは後編をご覧ください。
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