Mastodon(マストドン)のメリットを1502字でまとめてみました【ポストTwitter】
- 2017/4/29
- マストドンの話
今年の4月中旬頃から一気に火が付きだしたMastodon(以下:マストドン)ですが、皆さんはご存知でしょうか。私がマストドンの盛り上がりにはっきりと気づいたのは4月20日でした。それ以前にもネットニュースなどで何度かMastodonというワードを見かけることはありましたがさほど気にしていませんでした。
しかし、その後ITmediaの『ポストTwitter? 急速に流行中「マストドン」とは』という記事を読み、この盛り上がり方はちょっと違うなと感じたのですぐさまmstdn.jpでアカウントを取得し実際に触ってみました。
ポストTwitterという表現のされ方とぱっと見のイメージで私も最初はTwitterのパクリかと思ってしまったのですが、いろいろと調べると明らかにTwitterと異なる点が多く次第にこれは画期的なシステムなのでは?と思うようになりました。
大きな違いを挙げると、まずTwitterの場合自分のツィートはフォロワーのタイムライン(フォロワーがリツィートした場合はそのさらにフォロワーのタイムライン)にしか表示されませんが、マストドンの場合自分の投稿(トゥートと言います)は連合タイムラインというそのインスタンス(要はグループのようなもの)に入っている人たち全員が閲覧できるタイムラインに表示されます。
つまり、フォロワーの数に限らず自分の投稿が人に届きやすくなったということです。
またFacebookやTwitterはそれぞれの会社が管理する権限を握って独自のルールで運営を行っていましたが、マストドンはこういった代表格となる会社が存在しません。誰でも自由にFacebookやTwitterのようなもの(インスタンス)を立ち上げることができ、ルールや運営指針も管理者が決めることができます。これを『分散型』(FacebookやTwitterは『中央集権型』)と言い、マストドンはポストTwitterであろうとささやかれています。
私自身、マストドンは今の時代に非常にマッチしたSNSだと思っています。”若者の~~離れ”という言葉は聞き飽きましたが、現代は嗜好の多様化が激しく若者ならコレだ!みたいなものは通用しない時代になっています。全員が車や時計を欲しがるわけではなく、結婚したがるわけではなく、酒やタバコに溺れたがるわけではありません。オリコンで450万枚以上の売り上げを記録した『およげたいやきくん』のような誰もが知っている曲が出てくる時代では全くないのです。
話題が逸れましたが、マストドンはそれぞれのジャンルごとにインスタンスを立ち上げることが可能です。となると、これからは次のようなことが可能になるのです。
あるところに1930年代の日本の切手だけを集めるのが趣味であるAさん(北海道在住)がいました。Aさんの周りには自分と同じ趣味を持つ仲間がおらず一人孤独な日々を過ごしていました。(注:孤独が悪いという意味ではありません)
Aさんは先に挙げた通り1930年代の日本の切手にだけ興味があるのでいわゆる普通の切手コレクターとは話が合いません。しかし、またあるところに1930年代の日本の切手だけを集めるのが趣味なBさん(沖縄県在住)がいました。
Aさんがマストドンの誕生を機に『1930年代の日本の切手コレクター専用』というインスタンスを立ち上げたところ、その存在を知ったBさんがユーザー登録をします。そして二人は熱い1930年代の日本の切手談義を交わし、お互いの親睦を深めていくのでした。
要はコアな趣味(趣味に限らずジャンルでも)を持った人同士が繋がりやすくなるということです。
ここまでをまとめると、マストドンによってフォロワーの数に限らず投稿が目に触れ、且つコアな趣味・ジャンルの人同士が繋がりやすくなることによる相乗効果で、本当に自分が求めている人や情報に触れやすくなるということです。
これは非常に画期的な仕組みだと思いませんか?
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