冨樫森監督が初の舞台演出!いつかは私も……
- 2016/1/20
- 舞台の話
大学時代(といってもついこの前ですが)の恩師、冨樫森(とがし・しん)監督が初の舞台演出に臨まれます。
「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」
作:オノマリコ 演出:冨樫森 場所:明石スタジオ(高円寺) チケット:前売券 3,500円 当日券 3,700円
日程:4月7日(木) 19:00 8日(金) 14:00/19:00 9日(土) 13:00/18:00 4月10日(日) 16:30
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本日1月20日からチケット予約が始まったようです。まだしばらく先なので公演日が待ち遠しいです。
私は日本映画大学の脚本演出コースで冨樫監督のゼミを専攻し映画とは何か、演出とは何かということを学びました。僅か数年で映画や演出について全てを知ることは到底できませんでしたが、冨樫監督はその基礎となる部分を丁寧に教えてくださいました。持論を押し付けるのではなく、学生個々の思いや意見に耳を傾けそれらを尊重しつつも的確なアドバイスをしてくださる冨樫監督の教え方はとても魅力的でした。また撮影実習に於いては、問題が発生したときのピンチの切り抜け方を敢えて先に教えず、失敗して後戻りできなくなる段階まで黙って見届けてから、長年培ってきた切り抜け方を教えてくださるタイプでこの教え方が私にはとても勉強になりました。
*冨樫監督の監督作品*
そんな冨樫監督、以外にも舞台演出は今回が初めてだそうです。舞台が決まってから冨樫監督と直接お話はしていませんが、公式のコメントでは『映画とは異質な表現である舞台には怖くて近づけなかったのだが、初めて恥かいてでもやりたいと思うものに出会った』と述べられています。果たしてどんな舞台になるのでしょうか。教え子としても大変気になる舞台です。
私は昔から舞台を観るのが好きで(そもそも映画を目指すきっかけは地元のこどもミュージカル出演でした)、上京してからは観劇回数も増え小劇場中心にいろいろと観ていました。大学卒業後は経済的に苦しくなり回数が減りましたが本当はもっとたくさんの舞台を観に行きたいと思っています。また芝居に興味を持ったのは映画からではなく舞台からだったので、いつかは必ず舞台の演出をやりたいと思います。
つい自分の話ばかりになってしまいましたが、冨樫監督の初舞台が気になる方は是非手帳に4/7~10とメモっておいてください。
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