特別展 映画監督 黒澤明の世界

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2011.6.23
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 人生初の鎌倉!
 お目当ては川喜多映画記念館の企画展「映画監督 黒澤明の世界」。独自のルート(笑)でチケットを入手し一人で行ってきました。
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 こちらが会場の映画記念館(思ったより小さめでした)
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 これです!いざ入館してみるとミニシアターでの映画上映が行われている時間帯で展示室はほぼ貸切状態。おかげさまで自分のペースでゆっくり見ることができました。

 展示の方は黒澤映画全作品のポスターに加え書籍等から引用された当時のエピソードや撮影時の写真などがありました。黒澤映画は「羅生門」しか見たことがなかったのですがぜひ全作見たいと思いました。昔の映画をもっと見て学ぶ必要があります。原点を知らなきゃ…って感じです。
 そして、、ここにもありました!カンヌ映画祭の最高賞”パルムドール”!現物を見たのはこれで3つ目になります。映画大学の創始者今村昌平監督が「楢山節考」「うなぎ」で受賞された2つのパルムドールは川崎市のアートセンターに所蔵されており以前見に行きました。
 パルムドールの現物は実に美しいです。加えてものすごく存在感があります。今回お目にかかったのは黒澤明監督の「影武者」で受賞されたもの。本体から湧き出るパワーを全身で吸収して帰ってきました。
 いつも思うのですが人であれ物であれ、やはり本物に触れることが一番の刺激になります。凄い!と思いますし自分もがんばらなきゃ!と思うわけです。写真じゃなく自分の目で見て触れることが何より大事だと僕は思います。
 と、こんな感じで展示内容は大満足でした。スペースはそんなに広くありませんでしたが中身がギュッと詰まっていてとても楽しめました。

 また奥の方には龍谷大学による「黒澤デジタルアーカイブ」がPCで閲覧できるようになっていて絵コンテやシナリオ、セット写真などがまとめられていたため僕が唯一見たことのある「羅生門」を中心に見てみました。
 それにしてもよくあれだけの資料をデータ化したもんだと驚きますね。27,000点の資料…とてつもなく大変な作業だったのではないかと思います。これはとても貴重な資料です。本当に感謝しております。自宅のインターネットからも見られるようなので今後少しずつじっくり見たいと思います。

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 グッズも購入!こちらはこの記念館のグッズではなく(しおりはありましたが)海外の映画祭の公式グッズを直接現地で仕入れて売っているということでもう大興奮でした!激レアじゃないですか!カンヌ映画祭のTシャツ・ポーチ・名刺入れ・ポストカード、ロカルノ映画祭のボールペンをお買い上げ。かなりの出費になりお財布は半泣き状態ですがGETできて嬉しい気持ちが勝っているので大丈夫です。
 また機会があればぜひ立ち寄りたいと思います。鎌倉もいいところでした。

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山下 大裕映画監督・DYCエンターテインメント代表

投稿者プロフィール

1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部映画学科脚本演出コース1期卒業生。20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

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本土最南端の映画監督
DYCエンターテインメント 代表:山下大裕


1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。
敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部1期卒業生。

20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

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