路上ライブを行うミュージシャンのように映画監督も何かできないものだろうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

私は上京したての頃(かれこれ6年も経ちました)から、路上で歌っているミュージシャンを見かけると何となく自分に通ずるものを感じふと立ち止まって聴き込んでしまう癖があります。そしてレコードショップでは余程のことがない限りCDを買わない私が、その場で手売りの自主制作CDをいとも簡単に購入してしまうのです。

路上で良いなと思った曲を家に帰って聴くと意外と普通だなと思ってしまうこともなくはないのですがそれでも不思議と後悔することはありません。なぜなら私自身が、自分の思いの丈を歌にして世界に届けようとしている人に対しとても魅力を感じていて、尚且つ自分も(ジャンルは違えど)そうありたいと思う気持ちが強いからなのだと思います。

そんな私が路上ミュージシャンを見かける度に考えることがあります。それは何かというと、、、

ミュージシャンにおける路上ライブは映画監督における自主上映会とイコールなんだろうか? でもミュージシャンには路上ライブの他にライブハウスを借りて行う自主ライブもあるような…。

ミュージシャンはギター1本で様になるけれど、映画監督はカメラ1台持っていてもその場でミュージシャンのようなパフォーマンスをすることは難しく、かといって完パケしたDVDを1枚持って突っ立っていてもどうしようもない。

となるとイコールになるのは路上上映会なのか? ん?

路上でプロジェクターとデッキとスクリーンを持って(椅子も?)上映するとなるともはや軽装ではないし電源も必要だ。ゼネレータはうるさいし、無音の非常用外部電源は下手したらカメラより高価だ。横に自転車を置いて自家発電をし始めたら上映作品よりもこちらに目がいってしまうだろう。 あ~、一体どうすればいいんだろう?

要するに、路上ライブのように手頃な形で(できるだけ軽装で)且つリアルな場で不特定多数の人に見てもらう方法はないのだろうかということです。時代はネットだと思う一方で、リアルな場が持つ力も忘れてはいけないと思っています。

映画×リアルな場×手頃……。何か方法があるはずです。路上ミュージシャンにしかできないことがあるならば、映画監督にしかできないことだってきっとあるに違いありません。もう少し考えてみようと思います。


【おまけ】 2012年2月、新宿で出会ったミュージシャン『ウメジ』さんを題材に撮った15分のショートドキュメンタリーです。新宿路上編の他にライブハウス編もあります。


~ DYC INFOMATION ~

DYCエンターテインメントマガジン(2017年版)発刊!
『映画監督山下大裕の2020年全国公開への道 Chapter 1 』【無料送付中!】

Blog_mini-01
マガジンの無料送付をご希望の方は、郵便番号、ご住所、お名前、希望部数を明記の上、
dycmovie@gmail.com までメールをお送りください。これを読めば山下大裕の全貌が分かる!?

YouTube公式チャンネル開設! 主に山下大裕が撮影した映像作品・予告編等を配信します。
LINE@アカウント開設! 当ブログの更新通知をLINEでお届けします。

ブログランキング参加中! ブログランキング・にほんブログ村へ
この記事があなたの役に立ったらクリックをお願いします↑(1日1クリックまで)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

山下 大裕映画監督・DYCエンターテインメント代表

投稿者プロフィール

1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部映画学科脚本演出コース1期卒業生。20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

この著者の最新の記事

関連記事

ABOUT ME

本土最南端の映画監督
DYCエンターテインメント 代表:山下大裕


1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。
敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部1期卒業生。

20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

カウントダウンタイマー

*LINEでブログ更新通知を受け取る

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 敦賀情報へ

監督作品(クリックで予告編にジャンプ)

snowgirl_mini_c-01
yayoinoniji_mini_c-01

Facebook

アーカイブ

おすすめの記事

  1. 【PDF版プレスリリースはこちら】報道関係者各位2020年3月18日新型コロナウ…
  2. 自分のスキルを活かしつつ何か実用的なもので町のPRができないかと考えた結果、これまで撮り続けてきた…
  3. 去る4月21日(日)全国初の地域おこし協力隊を題材とした映画製作にあたっての事前取材【47都道府県の…
  4. ◆日本一周取材の旅ガソリンスポンサー支援はこちらから◆ →終了18歳の頃から『2020年まで…
  5.                              <PDF版プレスリリースはこちら><発…
  6. ◆南大隅町地域おこし協力隊を退任します本日発行の町報「広報みなみおおすみ」11月号にも掲載さ…
  7. ※撮影現場での修正により本編と異なっている箇所がいくつかございます。※印刷して読みたい方はこちら…
  8. ちょっと真面目に物事を考えていたり何かに積極的に取り組んでいる人に対し意識高い系と馬鹿にする…
  9. 敦賀赤レンガ倉庫の「海鮮Dining 生け簀の甲羅(いけすのこうら)赤レンガ店」へ行ってきました。…
  10. 昨日、母校である日本映画大学から今年の大学案内が届きました。中を開いてみると4ページの"映画の未…
ページ上部へ戻る