先日、金子みすゞショートムービーコンテストに5作品を応募しましたのでご紹介します。
このコンテストは山口県長門市で展開されている「みすゞ燦参SUN」という企画の中で行われており、金子みすゞの作品512編の中から1作品を選び3分以内の映像作品にして応募するというものです。大学でコンテストのチラシを見つけ出品してみることにしました。
これまで金子みすゞさんの作品は「私と小鳥と鈴と」と「こだまでしょうか」しか知らなかったので、作品を作るにあたり図書館で全集を借りて目を通しました。そして特に気に入った10作品を挙げ、どれを映像化するか検討し制作に移りました。
それでは詩の内容に注目して応募5作品をご覧ください。
※「二つの草」「不思議」「ひろいお空」「草の名」「誰がほんとを」が続けて再生されます。
いかがでしたでしょうか。
僕が頭に描いた金子みすゞさんの世界はこんな感じです。ご感想をいただけたら嬉しいです。
僕は初めて彼女の全集を読み、透明感溢れる作風や独特の切なさ愛しさ寂しさが込められた世界観に強く心を惹かれました。このコンテストのお陰で数々の素晴らしい作品たちに出会うことができました。未見の方はぜひ一度お手に取ってご覧ください。きっと心が洗われる気分になります。
ここで、この作品に出演・朗読という形で協力してくれた双子の姉妹を紹介します。
縄手麻里(なわてまり)・縄手梨乃(なわてりの)
僕と同じ福井県出身で幼稚園・高校の同級生です。
彼女たちは俳優を志し僕は映画監督を志すという形で昨年上京してきました。
今回縁あって一緒に作品作りをすることになり無事共同制作1本目を完成させることができました。
縄手麻里・梨乃ブログ『maririnoTimes』はこちらから
主に一般視聴者の方による一次審査が9月5日からコンテストの特設サイト(現在未公開)で始まります。
それぞれの動画にFacebookの「いいね!」ボタンがつけられ「いいね!」の数で上位20作品が一次審査通過となります。
作品を観てこれは気に入ったと思うものがありましたら投票していただけるとうれしいです。
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