イソップ童話「北風と太陽」に学べ!AppleとMicrosoftの違い

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昨晩AppleがiPhone/iPad向けの新OS「iOS 10」を発表しましたが、その際もう一つ発表がありました。それは、、、

iPhone/iPadの標準アプリが削除できるようになったことです。

iPhone/iPadユーザーの多くは今頃声を上げて喜ばれていらっしゃることでしょう。これまで標準アプリに関しては削除ができない仕組みになっており全く使わないにも関わらずホーム画面に常駐しているものが数多くありました。私もずっと気になっていたのでホーム画面にフォルダを作成できる機能がついてからは、これらアプリをまとめて「不要アプリ」というフォルダを作ったぐらいです。

[aside type=”normal”] 標準アプリとは?
「Game Center」「天気」「iBooks」「ヘルスケア」「株価」「Safari」「コンパス」「Watch」などiPhone/iPadの購入時からプリインストールされているApple公式のアプリです。[/aside]

Apple側は何も嫌がらせのために削除できない仕様にしていた訳ではないみたいです。標準アプリには他の機能に繋がっているものもあり現状のまま削除するとiPhone/iPadに不具合が生じることがあったそうです。Appleは昨年9月の段階でユーザーが標準アプリを削除したいと思っていることを認識しており対処を考えているとの声明を出していました。今回それがようやく叶った形になります。

一方でMicrosoftは滑稽なものです。Windows10無料アップデートの期限が迫る中、借金取り立て屋かの如くことあるごとに催促をし続けてきます。先日からはWindows UpdateにWindows10も組み込まれ、気付かずに自動更新日を迎えてしまうと勝手にWindows10になっているという恐ろしい現象も各所で起きているようです。

私はそういった情報を先にネットで見たので前日に自動更新のチェックボックスから外しておきましたが、うちの父は翌日勝手にWindows10にされてしまったようで泣きの電話がかかってきました。ここまでいくともはや悪質です。Appleのお客様目線とMicrosoftの自社目線、どうしてここまで差がついたのでしょう。

皆さん「北風と太陽」という寓話はご存じですか?

イソップ童話「北風と太陽」

<あらすじ>あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。これで、勝負は太陽の勝ちとなった。

<教訓>手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。   (Wikipediaより引用)

Microsoftはここでいうところの北風にあたるでしょう。私はWindows歴13年のヘビーユーザーですので決してMicrosoftを嫌っている訳ではありません。One Driveにもお世話になっています。しかしWindows10の強制インストール誘導には正直うんざりしています。今のWindows7で私は何の不満もないのでこの次に切り替える時Windows10にすればいいと考えています。Windows10に関してはその新機能に関する情報よりも強制インストールの対処法の方が話題になってしまっているので、現時点では切り替えるに値するメリットを感じられないのが事実です。

Microsoftの対応がこれ以上酷過ぎる場合、次のタイミングでAppleに完全移行するのもありな気がしてきています。随分昔はWindowsでできることがMacでできなかったりすることもありましたが、今ではソフトは違えどだいたいのことがMacでもでき、ものによってはWindowsよりも高機能なアプリもあるのでお金さえあればいつでも切り替えられる状況ではあります。さあどうするMicrosoft?

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山下 大裕映画監督・DYCエンターテインメント代表

投稿者プロフィール

1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部映画学科脚本演出コース1期卒業生。20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

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本土最南端の映画監督
DYCエンターテインメント 代表:山下大裕


1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。
敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部1期卒業生。

20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

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