大阪・千林を超える!? 福井の敦賀駅前商店街にポケストップが密集!

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社会現象となった「ポケモンGO」

先月日本でもアプリがリリースされたARゲーム「ポケモンGO」ですが、
この流れにいち早く乗って世間を賑わせた商店街がありました。

大阪市旭区の千林商店街で7月30日・31日の両日行われたイベント
「千林商店街でモンスターゲットだぜ大作戦!!」が話題になっています。

ポケモン取り放題!大阪の商店街、有料アイテムで集客
スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」の人気にあやかろうと、ダイエー発祥の地として知られる大阪市旭区の「千林商店街」が30日、イベント「モンスター取り放題!!」を始めた。ゲーム上の有料アイテムを使って周辺にポケモンを集め、にぎわいをつくる作戦だ。

記事によると千林商店街にあるアーケード街(660m)には
ポケストップが11か所もあるそうです。(ポケストップの解説は割愛します)

これに目を付けた商店街振興組合IT部長の柏木孝之さんが、
ルアーモジュールという30分間ポケモンが出現しやすくなるアイテムを
11か所全てのポケストップに一日中(午前10時~午後7時)設置し続け
常にポケモンが出現しやすい状況を作った
のです。

このルアーモジュールというアイテムは設置した本人だけでなく
設置されたポケストップの周囲にいる人全てに効果があるというのがミソです。

これを利用することで商店街に人を呼び、お買い物ついでに
ポケモンをゲットしてね!
という形でうまく活用しています。

おそらくお買い物よりポケモンゲットの方がメインになる人も多くいることが
予想されますが、それでもお金を落としてくれる人の確率は普段より上がるはずです。

歩きスマホを助長するなどと賛否分かれるポケモンGOですが、
観光誘致の視点で考えればデメリットばかりではないようです。

千林商店街を超えるポケストップ密集地が福井県敦賀市にあった!

pokemon-tsuruga-01

さてそこで話題になった千林商店街ですがそれを超える商店街が私の故郷にありました。
福井県敦賀市のJR敦賀駅前から気比神宮に繋がる「松本零士ロード」です。

先日敦賀に帰った際、敦賀のポケモンGO事情はいかがかと思い、
駅前を探索してみたところ驚きの光景が拡がっていました。
そこには都会に引けを取らないほどたくさんのポケストップがありました。

JR敦賀駅前の商店街に立ち並ぶ松本零士さんによるモニュメント
ほとんど(全てではありません)がポケストップになっていました。

~松本零士作品と敦賀の関係~
かつては東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走り、敦賀は「日本でも有数の鉄道と港の町」でした。1999年に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせて、「宇宙戦艦ヤマト」のブロンズ像12体、「銀河鉄道999」のブロンズ像18体の計28体のモニュメントを敦賀駅から気比神宮までのシンボルロードに設置しました。(こちらのホームページより引用)

pokemon-tsuruga2-01

千林商店街のアーケード街は660mにポケストップが11か所でしたが、
敦賀の駅前商店街のアーケード街は450mにポケストップが11か所あります。
さらに1.2km間には27か所もあるのでその規模で考えれば敦賀の方が大きいと言えます。

敦賀駅前商店街で効率よくアイテムを入手する方法

ポケストップは一度アイテムを入手するとその後5分間は
同じポケストップでのアイテム入手はできなくなるので
効率よく回ろうとするならば、

①敦賀駅から気比神宮まで27か所のポケストップを巡る
②気比神宮大鳥居のジムで5分ほど対戦する
③再び気比神宮から敦賀駅まで27か所のポケストップを巡る

という形になります。(往復約30分)

※さらにこの間しあわせタマゴを同時に使用すれば1ポケストップ
 あたり100XP増えるので1往復で5400XP増える計算になります。
 これを一日中やれば……すごいことに

これを観光誘致にどう生かすか

「ポケモンGO」は敦賀の商店街活性化に生かすことができるでしょうか。
私はやり方によってはうまく生かせる可能性は十分あると思います。

しかしいくらポケストップがたくさんあるからといって
そのまま放っておいてもあまり効果は出ないと思います。

千林商店街のようにある土日に絞ってルアーモジュールをフル稼働させるという
ことも一つの方法として考えられますがこれはあくまで二番煎じなので、
千林商店街ほどの宣伝効果になるかどうかはやってみなければ分かりません。

敦賀の場合、ほぼ毎月商店街で開催されている『敦賀百縁笑店街』との
コラボが比較的やりやすいかもしれません。
これは現在駅前の方では行っていないようですが、
その奥の敦賀信用金庫から気比神宮までのストリートはルートが重なっています。

ポケストップが敦賀駅から百縁笑店街の方に直結しているので
そこまでお客さんに来てもらえばその先のポケストップがない商店街まで
来てもらうハードルは以前よりだいぶ下がるのではないでしょうか。

私が敦賀の商店街の人間だったらすぐにでも飛びついていると思います。
「ポケモンGO」は設備投資不要のまさに棚ぼた的なビックビジネスチャンス
であると言えます。これを生かすも殺すもその人次第です。

そして動き出すなら今です。一年後じゃ飽きられます。
敦賀で「ポケモンGO」を生かした動きが起きるのか、静かに期待しておきたいと思います。


P.S. 敦賀での「ポケモンGO」エピソード
・駅前でスマホを見ながら信号を待っていたらおばちゃんに「ポケモンおるんか?」と聞かれる
・携帯屋で買い物をしようとしたらおばちゃんが店員にピカチュウの掴まえ方を訊ねていた
・駅前にあるルアーモジュール起動中のポケストップ前でおばちゃんが熱心にプレイしていた

本当に最近はどこに行っても「ポケモンGO」をやっている人ばかりです。
電車の中、駅前、公園、喫茶店、道端、などありとあらゆる場所で見かけます。
ということはビジネスチャンスになりうるということです。

松本零士ロード ポケストップ・ジム一覧

※モニュメント名とポケストップ・ジム名が異なる場合は( )で表記します。
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[col2]1.星野鉄郎とメーテル(メーテル)
1-2[/col2]
[col2]2.銀河鉄道999
2[/col2]
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[col2]3.少年 星野鉄郎
3[/col2]
[col2]4.メーテルとの出会い(Meatheru)
4[/col2]
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[col2]5.永遠の星の海へ(Teturo and Meatheru)
5[/col2]
[col2]【ジム】6.ポケットパーク(999syasyo)
6[/col2]
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[col2]7.母との記憶
7[/col2]
[col2]8.迷いの星
8[/col2]
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[col2]9.ガラスのクレア(食堂車のクレア)
9[/col2]
[col2]10.エメラルダス(Emeraldas)
10[/col2]
[/colwrap]
[colwrap]
[col2]【ジム】11.時間城(時間城の像)
11[/col2]
[col2]12.友の眠る星
12[/col2]
[/colwrap]


13.プロメシューム…ポケストップ設置なし

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[col2]14.限りある命のための戦い
(銀河鉄道999 限りある命の為の戦い)

14[/col2]
[col2]15.別離

15[/col2]
[/colwrap]
[colwrap]
[col2]16.青春の幻影
16[/col2]
[col2]17.アナライザー
17[/col2]
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[colwrap]
[col2]18.英雄の丘
18[/col2]
[col2]19.スターシャ(スターシャ像)
19[/col2]
[/colwrap]
[colwrap]
[col2]20.別れ―出会い
20[/col2]
[col2]21.サーシャ
21[/col2]
[/colwrap]


[colwrap]
[col2]22.サーシャの最期…ポケストップ設置なし

23.スカルダートの罠
23[/col2]
[col2]24.惑星デザリアム…ポケストップ設置なし

25.雪とアルフォン
25[/col2]
[/colwrap]
[colwrap]
[col2]26.帰還
26[/col2]
[col2]27.信じ合う愛信じ合う愛「古代進と森雪」
27[/col2]
[/colwrap]
[colwrap]
[col2]28.佐渡酒造
28[/col2]
[col2][/col2]
[/colwrap]


1999年に設置されたこれら28体のモニュメントは敦賀市民にとっては馴染みのものです。
そこにあるのが当たり前なので改めて写真に撮ったりすることはありません。
しかし観光客の方にとっては珍しいようで時々写真を撮っている姿を見かけます。

これらがこぞってポケストップになったことで、再度注目されるようになれば良いと思います。

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山下 大裕映画監督・DYCエンターテインメント代表

投稿者プロフィール

1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部映画学科脚本演出コース1期卒業生。20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

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本土最南端の映画監督
DYCエンターテインメント 代表:山下大裕


1992年6月9日生まれ、27歳。福井県敦賀市出身。
敦賀高校普通科→日本映画大学映画学部1期卒業生。

20歳の冬を迎えた2013年、地元敦賀を舞台にした自主製作映画『SNOWGIRL』(62分)を初監督し、2015年には敦賀映画第2弾と銘打ちオール敦賀ロケで『弥生の虹』(74分)を監督。2017年には敦賀市からの依頼を受け観光ショートムービー『いつか、きらめきたくて。』(全四話)の監督や敦賀市市制80周年記念映像『敦賀市 80年のあゆみ』の構成・撮影・編集を務める。18歳の頃から“2020年までに全国公開作を撮る”と公言し日々奮闘中。2017年7月~2018年12月まで本土最南端の鹿児島県南大隅町地域おこし協力隊として映像での地域活性化に力を注ぐ。2019年より再びフリーランスに戻り鹿児島を拠点に10年来の夢を果たすべく奔走中!

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